Facebook広告を使いたいものの、何となく不安があり使うことをためらっているという広告担当の方もいるようです。
その不安の内容とは、「Facebook広告は飽和することはないのか」「ルールが変わって突然稼げなくなることはないのか」というものです。これらの不安に解答します。
Facebook広告が飽和することはあり得ない
「Facebook広告は飽和することはないのか」という不安に対しては、「あり得ない」と言って良いでしょう。
世界中の人が分け隔てなくFacebook広告を使えばその可能性は0ではありませんが、全ての個人・企業がFacebook広告を使うことがない限り、Facebook広告が飽和するような状況になることは考えられません。
Facebook広告が飽和することはあり得ない理由として、Facebook広告は世界中に配信できるものであり、そもそもターゲットが大きいこと、それに加えFacebookの「AIの精度の高さ」が挙げられます。
Facebook広告は、AIにより売れやすいユーザーに最適化をかけて広告を配信するため、Facebook広告が飽和するような状況になることは考えにくいでしょう。
ルールは常に変化しており、それに対応することは必要不可欠
「Facebook広告のルールが変わって、突然稼げなくなることはないのか」という不安に関しては、そもそもルールは常に変化していますが、アフィリエイトではFacebook広告のルールに対応してASP(広告を掲載してもらいたい企業(ECサイト)とアフィリエイターを仲介する役割を持つアフィリエイト・サービス・プロバイダ)も変化していくため、突然稼げなくなるということはないでしょう。
ただし、Facebook広告を使ったアフィリエイトやビジネスに限らず、ルールや規制は変わっていくものです。それに伴い、当然稼ぎ方も変化します。
僕がアフィリエイトを始めた2005年から現在に至るまでにも、ルールはどんどん変わってきました。
例えば、Yahoo!広告やGoogle広告は当時からありましたが、Yahoo!広告では以前は1円で広告が出せたものが、新規参入が増えて広告費は上がっていきました。
出稿できる内容も、情報商材やアダルト系の広告は出せなくなりました。
変化に対応するのがビジネスの本質、できなければ淘汰される
変化に対応するのがビジネスの本質です。それに対応できなければ淘汰されていくのは仕方ないことなのです。
Facebook広告のルールは、Yahoo!広告やGoogle広告など以前からある広告に比べると、2017年頃までは緩かったと言えます。
例えば、以前は「マツコ・デラックスがおすすめしています」「マツコ会議で紹介されました」という広告表記が認められていましたが、それがフェイク広告となり、ニュースでも取り上げられるような社会問題になりました。
その結果、Facebook広告に規制が加わり、その広告で稼いでいた人は稼げなくなりました。
「Facebook広告は稼げなくなった」というのは一部の偏った情報
Facebook広告は稼げなくなったという情報を発信している人の多くは、何らかの理由でFacebook広告の規制の対象となり稼げなくなった人です。
そう聞くと、ルール変更により突然稼げなくなる可能性もあると考える方もいるかもしれませんが、Facebook側もやみくもに規制をしているわけではなく、規制の対象となるものは当然規制されるべき内容なのです。
つまり、元々Facebook広告の規制の穴を見つけて消費者をだまして稼いでいた人が、正当な規制によりFacebook広告で稼げなくなったというだけなのです。
そのような人が発信している偏った情報に左右されるべきではありません。
規制されることでルールが最適化され、クリーンな状態になった
Facebook広告のルールが最適化されていくことで、消費者をだまして稼いでいた人、詐欺や犯罪に近い行為を行っていた人が排除されただけで、それは「Facebook広告は稼げなくなった」わけではありません。
むしろクリーンな状態になって、きちんとビジネスをしている人にとっては稼ぎやすくなっていると言えるでしょう。
FacebookのAIの精度は他広告と比べて各段に高い
常にFacebook広告のルールを最適化させることで、FacebookのAIの精度もどんどん高くなっています。
AIの精度はGoogleも高くなっていると言われていますが、Facebook広告に比べるとまだまだ低い状態が続いています。またYahoo!のAIの精度もあまり高くありません。
このAIの精度の高さのおかげで、Facebook広告の費用対効果は他に比べて高いのです。広告の費用対効果が高い=稼ぎやすい状況はこれからも続いていくと予測されます。
ルールに対応して、Facebook広告をうまく活用しよう
「Facebook広告のルールが変化したから稼げなくなった」ではなく、そのルールの変化に上手く対応することが大切です。
Facebook広告に限らず、「差別的な発言は控えましょう」「特定の個人を攻撃することはやめましょう」というように、社会的にもルールや常識は変化しています。
コロナウイルスの影響で「社会的距離」という新たな概念が生まれ、ビジネスの枠組みも変わってきています。そのルールに対応できないということは、そもそもビジネスでは稼ぐことのできないということなのです。
まとめ
Facebook広告は、飽和する兆しも見えず、突然稼げなくなるということも考えにくいでしょう。とはいえ、Facebook広告のルール変更に対応するための準備や心構えは必要です。
そして変化に対応できるよう、Facebook広告をある程度使っているチームに所属して情報を集めることも大切です。Facebook広告の飽和やルール等の変化の心配をするよりも、変化に対応していくことを心がけましょう。